関東学生選手権 マスターズコンディション
今回関東学生選手権のマスターズで採用されるコンディションが決定しました!
このコンディションはスポーツコンディションの中でも難易度が高いコンディションになっており,マスターズに進んだ実力者たちに立ちはだかります。
今回はマスターズに備え,このコンディションの特徴について元ナショナルチームの八鍬選手に説明していただきました。
このコンディションは39feetのミディアムコンディションになっています。
非常に難易度の高いレーンで技術・知識共に必要なので、スコアベースは確実に低くなります。
まず、PL-31法則より、
39feetのオイルの切れ目のポイント(※フッキングポイントではない)で
8枚目くらい(39-31=8)を通過させることを目安にすると良いと思います。
引き立ての状態では、比較的ドライゾーンでのキレを感じると思いますので、曲がりが弱めの曇ったボール(手前からの転がり感が欲しいのでソリッドがオススメ、更にピンダウンや対称コアの方がラインを見つけやすいかもしれません)が良いと思います。
奥がキレる分、キャリーダウン(オイルの伸び)も感じ、すぐ曲がらなくなると感じると思います。
キャリーダウンした場合は、ライン取りを大きく変えずに動きの強い曇ったボール(より転がり感のあるソリッドやハイブリッドの玉がオススメ)に変えること、
更に外壁(キャリーダウンしたラインより外側のライン)を使えるとラインを見つけやすいと思います。
オイルが削れれば、ボールの動きを見て少しずつ内に寄る、ラインを絞るなどの対処してください。
今まで使ってたボールのラインがぼやけてしまう場合は、パールなどの走り系のボールに変えるのも良いかもしれません。
もしかしたら、上記以外や上記に反するような対処が必要になるかもしれません。
レーンコンディションを読み取って臨機応変にアジャスとしてください。
今回のオイルパターンを通して、ボウリングの奥深さや何かを感じ取って、アジャストの視野を広げる助けになればと考えております。
最後に、精神的にきついレーンではありますが、頑張ってください。
八鍬選手の言う通りなら外に向けて早くなった場所から戻す攻め方と,ボールの動きを抑えて内にフッキングを取る攻め方等があるみたいですね!
本番はどうなるでしょうか…?